大槻様 ニッサン・キューブ(Z11)


2004年度紹介ページで紹介しています、レガシィB4のオーナーだった大槻君です。 
長い間、当店のデモカーとしてレガシィはお借りしていましたから、記憶している方も多いかと思います。
そんな大槻君が、新しい車に新しくセットアップする訳ですから、普通では終わらないのが容易に想像出来ます。

今回デッキは以前同様カロッツェリアXのD7に見えますが、フェイスのみD7Uで中身は最新のD7Vになっています。
オーナーの好みであえて前モデルのフェイスを使用しています。
ナビは同じくカロッツェリアのZH009Gです。


賛否両論判れますが、レガシィからと同じパターンでフロントスピーカーはダッシュボード上に取付ました。


このスピーカーBOX、素材は木です。ただひたすら表面仕上げをしてボディ色に塗装してあります。
今回この塗装は埼玉県熊谷市のペイント工房Style up Carsさんに依頼しました。確かな技術と仕上げです。作業もこなす可愛い事務さんもいます。もし板金塗装の用事がある時は、一度相談して見ると良いです。(その時に当店の名前を出してもらえれば価格も安くなるかも!?)
スピーカーBOXの塗装といっしょに、ダッシュパネル類の塗装もしてもらいました。(最初のデッキ部分の写真を確認下さい)


正面にスピーカーが向いていますので、イメージはホームオーディオや、レコーディングスタジオのミキサー卓の上のモニタースピーカーを聴いている感覚です。


定番のセンターミッドベースです。もちろん中身はアリアンテ8”です。


アンプはアルパインのF1です。100Wx4chですが、かなり重いし大きいです。(見た目の迫力もあります!)
アンプの下にカロッツェリアのP90xとキャパシター類が入っています。
アンプ回りのカバーの塗装は自分がしました。


アンプBOXにカバーをした所です。


4chアンプ1台でフロント3WAYスピーカーを鳴らす為、ツイーター、ミッドレンジ間はパッシブネットワークを使用しています。
そのネットワークをセカンドシート足元の小物入れを利用してインストールしました。


今では入手困難な最高級パーツのInfiniCapフィルムコンや、空芯銅箔コイル、チューニング済みSOLENコン等を使用して製作しました。
また、最高級パーツを使用したネットワークの音と、聞き比べ出来る様、スタンダードのパーツのネットワークも切り替え出来る様にしてあります。


ネットワーク部分にカバーをした所です。





後姿好きです。











外観ノーマルなキューブでした。(ここ最近ニッサン車が増えています!?)


ヘッドユニット・・・カロッツェリア RS-D7xV
スピーカー・・・カロッツェリア TS-T1RS,TS-S1RS
ミッドベース・・・フェイズリニア アリアンテ8"si
アンプ・・・アルパイン MRV-F900
その他・・・オリジナルパッシブネットワーク,カロッツェリア RS-P90x,カロッツェリア RD-7x,カロッツェリアCD-AD601x,カロッツェリア ZH009G,BA-LABキャパシター,ACOUSTIC REVIVE単線,パナソニック カレックアクト バッテリー,FORCEセキュリティ

コメント・・・今年の1月から車を預り、約3ヶ月間、ホント長かった〜! 
最初にしていた頃の事を思い出しながらHPを書いています。

大槻君のオーディオを取付ける時は決まって、ダッシュボードを外します、今回も例外では無く、ダッシュボードを外し、エアコンパイプを外し、穴を塞ぎ、ダッシュボード裏側をダイナマットで防振処理をして、ダッシュスピーカーBOXを取付けました。(今回はシールドBOXにしないで、後面開放にして見ました。)

このスピーカーBOXもオール松合板の輪切りを重ねて、大体の形を作り、表面はパテとファイバーとヤスリでシコシコと仕上げてあります。

フロントスピーカー部分を塗装仕上げにした為、後ろのアンプ部分にも塗装をしたくなり、アンプ回りのカバーをアンプの曲線に合わせ緩やかなアールを作り、塗装仕上げにしました。(そんな事をしていたから余計時間が掛かってしまいました!)

42万もするアンプですが、ネジ類は全て磁性体が使われている為、非磁性体ネジに交換。
ヘッドユニット用電源もACOUSTIC REVIVE単線で供給。
また、以前レガシィの時はカロッツェリアXでフルマルチアンプのシステムでしたが、今回は初パッシブネットワークのシステムにしました。

長年オーディオをやって来た大槻君も、今回改めてパッシブネットワークの音の良さ、凄さを実感出来たと思います。

取付け方法が特殊な為、一般的には参考にならないかもしれませんが、
音質はモニター調の性格無比、ボーカル定位はピンポイント、音場や奥行きは狭くスケールは小さいですが、ソフトの録音状態などは正確に聞き取れます。

メリット・デメリットの差が大きいインストール方法ですが、気になった方、チャレンジして見ては!?
   
   

 
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