金谷様 トヨタ・エスティマ(TA-MCR40W)


ヘッドユニットはカロッツェリアの2DINナビです。
2DINナビで良い音を出す秘訣は、よけいな回路を使わない事です。
タイムアライメント・イコライザー・クロスオーバー全てフラットが一番良いです。


エスティマのドアスピーカーは特殊なので、あえてキックパネルにスピーカーをインストールしました。
バッフル板には音質を考慮して松合板を使用、スピーカーを固定しているネジも非磁性体を使用しています。


こちらはグリルを付けた所です。


理想の取付角度を得る為に、ここまで埋め込んで足元には邪魔にならないよう考えています。


左右のスピーカーは10cm口径の小口径スピーカーの為、中低域を補うのにセンターミッドベースをインストールしました。
もちろんウーファはアリアンテ8"siです。
ここでもBOXの素材は松合板を使用していますが、あえて違う素材のMDFと組み合わせて板固有の響きを打ち消す試みをしています。
板厚も部分部分で変えています。最も厚い所で20mm厚、薄い所で12mm厚を使用しています。


オーナーが以前から使用していた、カロッツェリアの4chアンプです。
シート下に取付ました。


フォーカルのネットワークもシート下です。
純正のままですと、良くありません。
回路変更と周波数クロスポイントも変え、今回のエスティマにピッタリ合う様チューニングしています。
また、ネットワークのスピーカーターミナルネジも非磁性体ネジに交換済みです!


全体の雰囲気です。








ヘッドユニット・・・カロッツェリア AVIC-HRZ099MD
スピーカー・・・フォーカル 100VRS
ミッドベース・・・フェイズリニア アリアンテ8"si
アンプ・・・カロッツェリア GM-A3400

コメント・・・
今年、年明け一番に大口径25cmミッドウーファのモレルをインストールして密かに話題になっているが、
やっぱり昔からの当店定番!
20cmセンターミッドベースのフロント3WAYシステム健在!
と言った感じのクルマになった。

アリアンテ8"siによる、強烈なキレと厚みと重み、
そして、それに負けじとフォーカルのアルミハードドームの振動板のツィーターの伸びと余韻、
また10cm口径のミッドレンジと言う事もあり、ボーカルの輪郭などもクッキリしていて気持が良い。

ツィーターだけではなく、ミッドレンジまでもがキックパネルの為、
左右の距離、角度はかなり理想に近い形だ、
定位、音場、高さ、奥行きも申し分ない。
また、ドアでは鳴らしてない為、大音量を上げても音が外に漏れる心配が無い。
そして、大切なスピーカーがドア内で雨ざらしになる事も無い。

ただ、全く不満が無い訳でもない。
ヘッドが2DINナビと考えれば十分だと思うが、
いつもの様にP01やXなどの高級CDデッキと聞き比べしてしまうとやはり細かい所は劣る。
パワーアンプもそうだ、トルク、パワー感があとチョット欲しい。

アリアンテにしろフォーカルにしろ、もっと潜在能力は高い為、もったいない気がしてしまった!



<追伸>
金谷さんどうですが?
マーカス・ミラーやブライアン・ブロンバークは?
次回のグレードUP!
是非ともお持ちしております!!!


動画でも御覧になれます。


   

トップに戻る