長谷川様 ダイハツ・ムーヴ(CBA-L175S)


今回のへッドユニットはアルパインの2DINナビです。
時代の流れと言う物でしょうか?
最近はデッキがナビと言うパターンが増えています。


前回のエスティマ同様、フロントスピーカーはキックパネルにインストールしました。


グリルを外した所です。 モレルの10cm同軸スピーカーXO4です。


助手席側です。





ネットワークはシートしたです。


今後のステップアップが楽しみなムーヴでした!


ブログの方にでも少し触れましたが、
ノーマルのパッシヴでは鳴りが良くないです。
回路と定数を変更しました、またターミナルネジも非磁性体に交換済みです。





ヘッドユニット・・・アルパイン VIE-X07B
スピーカー・・・モレル XO4

コメント・・・
当店のHPを見て来て下さった、オーナーの長谷川さん!
「お勧めの10万円コース」が希望との事で来店されました。

10万円コースはフロントドアスピーカーをインナーバッフル製作と、ドア防振処理の内容なのですが、
ムーヴの現車を確認した所、
フロントドアスピーカーの純正位置が、ドアの上部であまり良くありません。
かと言って、下部にアウターバッフルを製作して取り付けたのでは10万円コースには納まりません。
それで思いきって、キックパネルへのインストールになりました。
この方法は前回のエスティマと同じ方法です。
もちろんエスティマは10cmミッドレンジで、別に20cmのミッドベースを加え、3WAYでした。

今回のムーヴも同じく、フロント3WAYをする事が将来的な条件で、今回はとりあえず10cmまでの作業となった次第です。

今回取り付けた、モレルの10cm同軸スピーカーは良く出来ていて、
通常、同軸スピーカーのツィーターはウーファのセンターのヨークの部分から2〜3cmくらいの長さのスペーサーを立ち上げ、ツィーターをマウントしています。
その為、正確にはウーファとツィーターの位相のズレが発生してしまいます。

その欠点を解消する為、このスピーカーはウーファのボイスコイル内にツィーターを埋め込み、位相のズレを対策しています。
この方法はツィーターのタイプこそ違いますが、イギリスはタンノイ社のスピーカー技術で有名なデュアル・コンセットリック・ユニットに似ています。

また、カタログに記載されていませんが、このツィーターはショートホーンが取り付けられています。
更にウーファの振動板自体でホーン効果が生まれますので、ホーンツィーターに近い鳴りが出ます。

今回のシステムは10cmスピーカーオンリーの予定でしたが、
デッキが2DINナビで4ch内蔵アンプがありますので、
2chでモレルの10cmを鳴らし、
もう2chで純正のフロントスピーカーをミッドベースとして鳴らし簡易3WAYにしました。
その為、モレル側にはハイパスのネットワークと、純正スピーカーにもローパスのネットワークを付けてあります。

さすがに10cmですから、いつものベースやドラム系ソフトを大音量と言う訳には行きませんが、
ひとたびソフトをボーカル系に変えれば、
しっとりと艶のあるボーカルは10cmの小口径ならではかも知れません。
また、10cm同軸の点音源再生も目を見張る物があります。


<追伸>
長谷川さんどうですか?
次回、アンプとセンターミッドベースのグレードUPを!!

   

トップに戻る