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島田様 トヨタ・カローラ(TA-NZE121)
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通称「センモニ」ことYAMAHAのNS-1000M
1974年から23年間にも渡り作り続けられたヤマハの名機NS-1000Mです。
ヨーロッパの国営放送局にも数多く納入された実績の高いモニタースピーカーでした。
未だに多くのNS-1000M愛好家がいます。
そんなNS-1000Mのツイーターをクルマで鳴らしたいと言う事がオーナーの要望でした。
玉虫色に輝くNS-1000Mのツイーター
振動板はベリリウムです。
今でこそフォーカルがユートピアBeとしてベリリウム素材を採用していますが、
ヤマハは37年も前からベリリウムを使用していました。
比重が小さく、高い剛性と硬度を持つベリリウムは理想的な振動板です。
NS-1000Mのツイーターに組み合わせるウーファー選びに悩んでいました。
そこでひらめいたのがNS-10Mです。
邦楽の80%はこのNS-10Mでレコーディングされていたと言う、
定番モニタースピーカーでした!
何処のレコーディングスタジオにも、ミキサー卓の上に置いてあり、
多くのミュージシャンやエンジニアに親しまれてきたモニタースピーカーです。
これで紛れもないYAMAHAモニターシステムが完成しました!
今回使用するヘッドユニットはパナソニックの2DINナビのCN-HD945Dです。
残念ながら最近のナビは音質の事を考えてなく、プリ出力がありません。
仕方がないので今回はハイレベルインプットでパワーアンプを接続しました。
内張り全体を造り込み、18cmウーファーをインストールしています。
フレーム部分が大きい為、実際は20cmウーファ同等の大きさです。
ワンポイントでYAMAHAのエンブレムを付けました。
グリルを付けたところです、グリルにもエンブレムを!
外形10cm以上もある大型のツイーターでした。
運転の妨げにならない様、キックパネル内に埋め込んであります。
助手席側の雰囲気です。
YAMAHAモニターシステムはインピーダンスが8Ωの為、パワーアンプの出力は二分の一になってしまいます。
その為、パワーの大きいアンプを選びました。
イタリアはオーディソンのLRX2.9Blackです。
260Wx2ch(4Ω)ですから8Ω時は130Wx2chになります。
簡単パッシヴネットワークです。
今後はネットワークのグレードも上げて行きたいです。
YAMAHAモニターサウンドのカローラでした!
ヘッドユニット・・・パナソニック CN-HDS945D
スピーカー・・・YAMAHAモニターシステム(NS-1000Mツイーター+NS-10Mstudio18cmウーファー)
アンプ・・・オーディソン LRX2.9Black
その他・・・簡単パッシヴ
コメント・・・
またまた当店らしい面白いクルマが完成しました!
その名もYAMAHAモニターシステムです!
製作当初から多くの反響があり、
「反則だよ!」と言う声も飛びかう中(笑)
ようやく完成!
一聴して分かる事は、やはりツイーターの鳴りの良い事!
さすがはNS-1000M、
さすがはベリリウム、と納得させられる、
高域の伸び、余韻、粒立ち、
ハードドームらしいシャープな輪郭に、
余計な雑味がないスッキリした音色は正にモニター調です。
ただヘッドユニットが2DINナビで、ハイレベルインプットでの駆動ですから、
若干S/Nの悪さ、低域に掛けてのレンジの狭さは感じられます。
その辺は今後の課題に!
<追伸>
どうですか島田さん!
次回は是非とも、CDデッキを!
動画でも御覧になれます。
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