馬場様 オンキョー MONITOR2001、KEF CRESTA10
今回はカーオーディオではなく、ホームオーディオです。
ホーム用のスピーカーであるオンキョーのモニター2001のパッシヴネットワークをオリジナルで製作し、音質の向上を計りました。
こちらがノーマルのネットワークです。
3WAYシステムと言う事もあり、複雑な回路ですが、パーツ自体は鉄芯入りコイルに電解コンデンサーなど安価なパーツが多く見られます。 何処のメーカーのネットワークもノーマルはこの程度の物です。
クロスポイントはあまり変更せず、回路その物をシンプルにその分、銅箔空芯コイルにフィルムコンデンサーなど高音質パーツで組みなおしました。
ベースが大きいので、内部には入りませんから外付けです。
こちらはKEFのCRESTA10です。
13cmスピーカーの2WAYシステムです。 こちらもネットワークを作り変えます。
ノーマルのネットワークです。
電解コンデンサーに鉄芯入りコイルと良くないパーツの上、 回路自体は複雑になっていてよけいに悪い影響を与えています。
コンパクトなスピーカーの為、ネットワークが外付けですと使い辛いと言うオーナーの声で、 なんとか無理やり内部に押し込みました。
コメント・・・
まさかのホームオーディオの依頼!
最近はネットワークの製作が非常に増えています。(良い事です)
カーもホームもネットワークは非常に大切なところであり、 今回もネットワークの作り直しだけで ガラリと表情が変わってしまいました。
特にこの年代の日本製のスピーカーは海外メーカーに比べ、 色付を避け、フラットにと言う傾向が強かったと思います、 その結果、印象に残らない、 可もなければ不可もないつまらない音でした。
今回のネットワークは回路そのものはシンプルにして 音がストレートに出てくれるようにしています。 その分、パーツは高音質な物を選びました。
オンキョーのスピーカーも KEFのスピーカーも同様に、 ヴォーカル帯域が伸び伸びと前え出て来てくれて、 生き生きと鳴ってくれました。
興味のある方、是非とも一度ご相談を!
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