坂本様 VW・パサート(DBA-3CCAX)


ヘッドユニットは今や定番!カロッツェリアDEH-P01です。
デッキ下の小物入れの中にETCを取り付けました。


フロントスピーカーはフォーカルのハイエンドモデル、ユートピア16cmスピーカーです。
いつも通り、オリジナルのインナーバッフルをワンオフ製作し取り付けています。


純正のグリルでは開効率が悪く、音の抜けが良くないので、開効率の高いパンチンググリルでグリルを作り変えています。
また、グリルのデザインもノーマルの雰囲気を崩さないよう考慮しました。


参考までに、こちらがノーマルのグリルです。


ツイーターはオーナーが以前から使用していた、インフィニティのEMITツイーターです。
もちろん取り付け位置はキックパネルに!


助手席側です。


今回はクルマがセダンと言う事で、リアトレイの裏側にパワーアンプを取り付けました。
メンテナンスもし易く、意外と良い位置です。


フロント2WAYのシンプルなパサートでした。





ヘッドユニット・・・カロッツェリア DEH-P01
スピーカー・・・インフィニティ EMITツイーター、フォーカル 6W2Be
アンプ・・・プレジションパワー PC450

コメント・・・
独自のリボン型ツイーターに知られる、アメリカはインフィニティ社のEMITツイーター。
今回はオーナーのお気に入りの、このEMITツイーターを生かしての、システムとなりました。

3.5KHz~45KHzと広範囲の再生帯域を誇るEMITツイーター、
45KHzと超高域の伸びがあると言えども、それは正面軸上の話であり、
高域は指向性が強いため、良く見かけるAピラーなどの取り付け方法では、リスナーから横90度に向いているので、良い所10KHzぐらいまでしか聞こえて来ません。

このEMITツイーターを生かす取り付けは、キックパネルの位置が角度・距離ともにベストだと思います。

繊細で優しい鳴りのEMITツイーターと組み合わせるウーファーは、フォーカルのユートピアを選びました。
両社とも音の方向性は、そんなにも違くもなく、スムースに繋がったと思います。


ただ一つ残念な事は、デッキやスピーカーに比べて、アンプが格下と言う事です。

今回のシステムはDEH-P01の内蔵のデジタル・チャンネルデバイダーを使用して、マルチアンプ駆動にしましたが、
プレジションパワーのアンプは内蔵のチャンネルデバイダーをオフにする事が出来ません。
P01側で調整していても、信号は常にアンプ内蔵のクロスオーバーを通して出て来ます。
非常に気分的にも好くないです。



<追伸>
坂本さんどうですか?キックパネルでの音は?
次回は是非とも、チャンネルデバイダーなど搭載されていない、純粋なるパワーアンプを!



動画でも御覧になれます。


   

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