品田様 BMW 320(E46)パート2


前回2003年のインストールと見比べて見ますと解りますが、アルパインのインダッシュTVがブラック仕様になっています。
(豆な品田氏による、筆塗りだそうです)


10年振りのスピーカーの入れ替えです、フォーカル130KPになりました。(嬉しいです)
以前は16cmのボストンプロのが付いていたインナーバッフルに、加工して13cmを付けています。


キックも穴を空け直して付けました。口で言うと簡単そうですが、実際にやって見ますと以外と苦労しました。


センターミッドは以前のままです。


トランクのアンプBOXです。
この中に、ネットワークとチャンデバも入っています。






ヘッドユニット・・・ナカミチ CD-400
スピーカー(F)・・・フォーカル130KP
ミッドバス(F)・・・フェイズリニア アリアンテ8”Si 
アンプ・・・サウンドストリーム コンチニウム
その他・・・A/C 3XS

<序章>
20年近く前に、ホームオーディオのプリアンプをキットで購入して作りました。
その頃のメインアンプは、やはりキットの真空管アンプを作り使用していました。
その為必然的にプリもキットが欲しくなり、色々捜していた所、ホームオーディオの先輩方々が「メインが真空管なら、プリはトランジスターが良いのでは」とのアドバイスをもらい、「クリスキット」と言う名のメーカーのキットを紹介して頂きました。

以下メーカーの広告から・・・・
「クリスキットは、クラシック音楽が好きで、良い音で聴きたいと願っておられる方々へ、桝谷英哉が精根こめて作り上げたオーディオ機器です。だからプロの音楽家にも広く愛用されているのです。」

昨今CDが主流になり、あまりプリアンプの必要性も見られないかのようですが、
時たまアナログのレコードなどを聴きたくなる時には、フォノ入力が必要の為、僕もプリアンプを引っ張り出します。

そんな時にもコイツはいつもトラブル無くご機嫌なサウンドを聴かせてくれます。

昨年秋葉で、コイズミ無線のオリジナルカタログをたまたま衝動買いをしました。
何気にページをめくると、「クリスキット MARK-8Dソリッドステート・プリアンプ 21年間のロングセラー」と言うコピーが僕の目に飛び込んで来ました。

驚きでした、このメーカーまだ存在をしていたんだ!しかも僕の購入したプリがまだ現役で!
嬉しかったです。

このカタログの出版が平成16年ですので、発売以来23年間のロングセールスです。

昨今カーもホームオーディオも1〜2年でモデルチェンジをしてしまう機器も少なくないと言うのに、23年間です。
それを知った僕は余計に、このプリの愛着が沸いてしまいました。
多分一生手放す事は無いと思います。

そう言う物って中々無いと思うし、良いと思いませんか?


<視聴記>
今回紹介する品田氏も、そんな良い物に巡り会い、約12年間愛用して来た、ボストンプロをようやく現役から引退させ、ピッチヒッターにフォーカル130KPを投入しました。

もちろんボストンプロが壊れた訳でもなく、まだ音は出ます。しかしスピーカーですので、流石に10年過ぎますと、新品の頃のメリハリとかもかなり無くなり、印象は変わります。

その為今回のグレードUPとなった訳です。
音質は実績の高いフォーカル130KPですので、間違いも無くいつも通り良い音質ですし、
アンプもサウンドストーリムのA級増幅ですので、いつも以上の木目細かさや余韻も良いです。
ナカミチのデッキにサウンドストリームのアンプ、そしてフォーカルのスピーカー、王道の組み合わせになってしまいました。



<終章>
23年間のロングセーラーだったクリスキットも、今年2006年3月末日で販売終了しました。
理由は2005年12月1日で設計者である桝谷英哉が亡くなり5年目という節目にあたり、
従いこれを期にクリスキットの販売を完了させて頂くと言う事です。

出来れば何処かのメーカーが、この商品を引き継ぎ、継続して販売してくれればと思いますが、
そう言う訳にも行かないのでしょう!
残念です。
   
   

 
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