2006年5月28日(日) レコーディング レポート イン 相模原交流センター 

<レコーディング体験紀>

日時: 2006.5.28(日)
場所: 相模原交流センター

<musician>
吉岡大輔(ドラム) 
野本晴美(ピアノ)
安東 昇(ベース)



雨の中央道です。来年の3月に完成予定の八王子ジャンクションです。


別の角度からもう1枚!


あいにくの雨でしたが、この後直ぐに雨も止み、昼頃にはすっかり日差しも出て暑くなりました。


今回の僕の機材です。











ドラマーの吉岡さんです。


紅一点ピアニストの野本さんです。


ベーシスト安東さんです。








マイク側から見たステージです。


今回は従来と少し録音パターンを変えて2パターン収録して見ました。
一つは従来通りステージ手前から全体を収録する方法を、金田式DCマイクとTASCAM DV-RA1000で収録。
もう一つは、以前から使用していたオーディオテクニカのマイクAT822を真中のベースから50cmと言うかなり近い距離に設置し、そのままですと完全に左右にピアノとドラムが分かれてしまいますので、マイクをピアノ側に向け、ドラムをマイクの後方の位置に合わして見ました。狙いはベースの指で弦を弾く音をリアルに収録したかったからです。

DCマイクで収録した方は予定通り無難に良い音で取れました。目の眩む様なシンバルやスネアのショットに広がりのある開放的な音、ステージングも素晴らしく良いです。
オーディオテクニカのマイクで収録した方は、ベースとの距離が50cmともあって、ベースの音がたまらなく良いです。ベーシストの指使いもリアルに見えてきます。ただ幾つか残念な事は、定位が全体的に中央に寄っていて広がりが無い事です。ドラムの音源も後ろから来ていますから、スピーカーで再現をすると中央の奥にぼやけて定位する感じです。また、録音機材がポータブルのDATの内臓のマイクアンプを使用していた為、大きな音の部分では入力オーバーになってしまい、所々歪みも出てしまいました。

2種類の音源を聴き比べますと、トータルのバランスでも金田式に軍配が上がりますが、オンマイクのベースも棄て難い物もありますので、今後この2パターンで収録する時には、内臓のマイクアンプを止めて、別に良いマイクアンプを用意して望みたいと思います。

是非とも店頭には御自身の耳で聴き比べしてみませんか?お待ちしております。