ライヴ・レコーディング・奮闘記

 


良質なCDソフトの製作を目的として始めたレコーディングも、かれこれ3年は経ちました。
当初の目的通り、基本はデジタル再生の為、デジタル録音をして来ましたが、
やはりアナログの良さも棄て難く、ここ最近はデジタル録音と平行して、2トラ38のオープンリールレコーダーでのアナログ録音を初めてしまいました。

凝性の性格なのか、アナログ録音にも拘っ行くと、良質なマイクとマイクプリアンプが欲しくなってしまい、今回はマイクプリの製作となった次第です。

デジタル録音側は半導体を使用した金田式DCマイクの為、あえて真空管が使いたくなり、真空管のマイクプリとなりました。(今時、一万円も出せば、中国製の真空管プリも簡単に手に入るのですが)







真空管はSovtecの12AX7に、Electro Harmonixの12AU7
抵抗はアメリカのアーレン・ブラドレーやデール
カップリングコンデンサーはWESTCAPのオイルコンデンサーを使用。


トランスによるノイズの影響を受けない様に、電源部分はセパレート式にしました。





イコライザーやコンプレッサー等の余計な回路も無く、シンプルにマイクプリアンプのみの回路です。
その為、S/Nも非常に高く、高性能なマイクプリが完成しました。

次回の録音は4月13日です。
楽しみです。

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