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霜村様 トヨタ・スープラ(E-JZA80)
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今回の80系スープラは予想以上に手間が掛かってしまいました。
写真のスピーカーが純正のスピーカーBOXです。
当初はBOXを外した所に、簡単にインナーバッフルでの取り付けと考えていましたが、形状がかなり複雑で、内張りとドアの面も平行ではありません。
純正のBOXを外すと、これだけ大きい開口部分が口を空けてます。
また、純正のBOXを利用して、新たにスピーカーを取り付ける方法もありますが、内容積1.7リッターでは13cmスピーカーに対して小さ過ぎます。量感ある低域は望めません。
また、BOXの素材もABS製のプラスチックですから、取付けたとしても高音質は期待出来ません。
やはり覚悟を決めて、BOXを外し、バッフルボードの製作に取り掛かりました。
ついでに純正スピーカーグリルです。
外からは16cmクラスのグリルに見えましたが、実際の中身は全く開口率が悪く、使い物になりません。
取付けはアウターバッフルにして、スピーカーをドアの内張りから出す方法が一番見たいです。
開口部分の穴に合わせて、松合板24mm厚の板から製作された、インナー側のバッフルボードです。
音質・耐久性共に良い素材です、一つ欠点なのは加工性が悪いぐらいです。
また、更に耐久性を上げる為、スピーカーの開口部分などの切り口をパテにて目止めをしています。
ドアのアウターの鉄板部分もダイナマットで防振処理をし、更にスピーカーの背面部分も吸音マットで、定在波を防いでいます。
ダイナマット・オリジナルによる防振処理です。
先ほどのバッフルボードをボルトナットで確り固定。(その時も錆び防止の為、ステンレス素材を使用しています)
サービスホールなどの大きい穴は、前もってアルミや合板等で穴を塞いでから防振処理をしています。
ブチル系のL社や他にも色々なメーカーの素材をテストして見ましたが、
ブチル系は音が鈍くなり、詰まった音になってしまいます。
また耐久性の面から見ても、最終的にはダイナマットになってしまいました。(それもオリジナルね!)
純正の雰囲気でアウターバッフルを製作しました。
写真では分りませんが、ドア内部は雨よけで、レインガードを製作・取付けしてあります。
TS-T10RS、M10RS用の簡単ネットワークです。
今年の前半にアルファードの雨宮さんにも使用しましたが、カロッツェリアの標準タイプに比べて値段は安く、音質も抜群に良いです。
トヨタの最終型スープラ
ロングノーズでカッコ良いですね!
世間ではミニバンやコンパクトカーがブームだとか言っていますが、
2ドアでマニアルミッションのクルマも楽しいですよ!
ヘッドユニット・・・カロッツェリアFH-P66MD
Fスピーカー・・・カロッツェリアTS-T10RS、TS-M10RS
その他・・・オリジナルネットワーク(簡単仕様)
コメント・・・
ヘッドユニットは元々付いていたカロッツェリアのデッキです。
フロントスピーカーの取付けだけの簡単なシステムでしたが、
音質はシャープで明るく、抜けの良い気持の良い音です。
内蔵アンプとは想像出来ない位の鳴りっぷりです。
もちろん13cmオンリーなので、重心の低い音は無理ですが、
変りにボーカルの声などは生き生きしています。
<追伸>
霜村さん!音質はどうですか?
次回は是非ともパワーアンプとウーファを!!
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