<オーディオ懐古録>


カーオーディオの業界に携わり15年近く、その歴史の中で忘れ得ぬ名機・銘機・迷機などが数多く存在したように思います。現在の最新鋭のオーディオ機器の性能はすばらしい物です。しかし ある意味個性的な物がは少なくなりましたと思いませんか?。オーディオに興味をいまだ持ち続けているみなさん,あるいは,かつて興味を持っていたみなさん,この私と同じ思いをしている方も多いではないでしょうか。このページでは,そんな懐かしいオーディオ機器ついてカタログ資料等をもとに調べ掲載しています。みなさんも,これらのちょっと古いオーディオ機器には当時のいろいろな思いがあるのでないかと思います。そんなことも含めて懐かしんでいただき,語り合えたらいいなあと思っています。またこんなアンプが印象に残っているよ・・・。」「このスピーカーをかつて愛用していて今でも忘れられない・・・。」などの声もお寄せください。資料をさがし,取り上げていきたいと思います。

ナカミチ・TD-1200

記念すべき第1号は、カセットデッキの名機ナカミチ・TD-1200です、オーディオマニア・ナカミチファンの憧れの的でしたTD-1200は今見ても斬新でメカニカル的なデザインはカッコイイですね、音質も今現在のCDの水準の音に引けを取らないと思います、TD-1200はTD-1200U・リミテッド・SEと進化してきましたが、アナログファンはSEよりTD-1200Uを好んでました、ただ一つラジオの入りが悪いのが痛かった。
<以下カタログより>
ナカミチ・TD-1200SE 定価¥308,000 最高の音質と機能を追求し、自動アジマス調整機能NAACを搭載、プリアンプ部にはDC-DCコンバーターを採用するなど、頂点を目指したオートリバース採用のモービルチューナーデッキ。DATA ワウフラッター:0.045% 周波数特性:20〜22,000Hz SN比:70/64(ドルビーC/B) プリアンプ全高調波歪率:0.005% サイズ:179Wx52Hx182Dmm 2.5K

サウンドストリーム・A40

自分がカーオーディオに本格的にはまるきっかけになったのがサウンドストームとの出会いでしたね、純A級アンプA40の音をはじめて聴いた時の衝撃は今でも忘れません、音質・デザインどこをとっても最高だと思います、最近のアンプのデザインは見た目のカッコ良さを追求し過ぎて機能等二の次になっていると思います、ところがサウンドストリームのカッコ良さは音質・機能・性能を追求した上のデザインでありそれを機能美だと思います、また初期のサウンドストリームA40等の設計者は何を隠そう、スレッショルドの元代表者であり、天才アンプ職人のネルソン・パス氏なのですね〜凄い!(現在PASS・パスラボラトリーズ創設者)ネルソン・パス氏の設計はシンプルイズベスト!一切の無駄を省いた機能優先のアンプを数多く生み出しています、まさしくA40に通じる物があります。
<以下カタログより>
サウンドストリーム・CLASS A40 定価¥95,000 最高級オーディオパーツを使用し、高性能ディスクリート構成出力段など、ハイクオリティーモデルで、音質重視の車載用ピュア・クラスA・ステレオパワーアンプ。 DATA 定格出力:16wx2(4Ω)30wx2(2Ω) 全高調波歪率:0.1%以下 サイズ:178Wx59Hx156Dmm

BOSE1203

10年以上前はボーズ全盛でしたね、今現在見たくあまり海外のオーディオメーカーも日本に輸入されてなく海外製のメーカーと言えば猫も杓子もボーズだったと思います、その中で自分が選んだのはボーズの代表作1010ではなくイコライザーアンプ付属の1203を選びたいと思います、このスピーカーは6x8インチの楕円サイズでリアトレー専用デザインでした、今でこそ前方定位でリアスピーカーを取り付ける人は少なくなりましたが、当時はフロントよりリア―にお金をかけていてリア―定位が当たり前でした、またこのスピーカーはフリーエアー設計でしたからその音質は反応が早く伸び伸びとした音でレスポンスも良かったです、今でもファンはいると思います。
<以下カタログより>
BOSE・1203 定価¥115,000 リアウインドウの視界を妨げない半埋め込みタイプ薄型キャビネットに、低域の再生限界を伸ばした6x9インチ楕円コーンフルレンジユニットをマウント。専用イコライザーアンプで、車室内の音響特性に対し、的確にイコライジングするヘビーデューティモデル。 DATA 再生帯域:40〜17,000Hz 定格出力:25wx2 全高調波歪率:0.2% スピーカーサイズ:282Wx92Hx183Dmm 2.3Kg アンプサイズ:180Wx40Hx158Dmm 1.2Kg

アルテックALS-525

オーディオを語る上で忘れてはならないのがアルテックでしょう、それはアメリカンサウンドを代表するメーカーでもあるからです、JBLとの人気を2分するメーカーですが個人的にアルテック信者ですからここではアルテックを選びました、やっぱりアルテックはJAZZが良いですね、キックドラムのアタック感・スネアの抜け・シンバルの余韻・トランペットの音離れ・最高です、この躍動感・生々しさは最近はやりモニター調では聴く事が出来無いでしょう、こう言うスピーカーも最近はめっきり無くなってしまいましたね寂しい限りです。アルテック復活を祈っています。
<以下カタログより>
アルテック・ALS-525 定価¥94,500 サテライト型クロスオーバーによりトーンバランスコントロールが可能な、13cmウーファと独立型2cmツィーターの2ウエイコンポーネントスピーカーシステムで、低域から高域までフラットな周波数特性を実現し、まさにモニター感覚のシステム。 DATA 再生帯域:60〜22,000Hz 最大入力:100W 出力音圧レベル:93dB/W/m
   
   

 
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