レコーディング レポート 

 



日時: 2008年2月3日(日)
場所: 相模原交流センター

<musician>
納谷嘉彦(ピアノ)
俵山昌之(ベース)
マーク・テイラー(ドラム)
岡 淳(テナーサックス、フルート)
金森ノブコ(ボーカル)



ナナント!2年ぶりの大雪がよりによって、レコーディングの日とは!
しかも高速道路は全線閉鎖、群馬から下道で相模湖に向かいました。


しかし高尾山の峠道では渋滞、ホールに着いたのは昼の12時を過ぎていました。


何とか無事にホールに到着!
ホール内ではもう既にテーブルがセットされていて、皆さんマイクや録音機の準備をしていました。


この大雪のなか、タスカムのDV-RA1000に、コルグのMR-1とテクニクスのRS-1500Uと3台も録音機を持って来てしまいました。
今回は初のボーカルと言う事もあって、かなり気合が入っています!


前回から参加の山本氏は録音経験2回目の初心者だと言うのに、ボーカルのマイクを入れて7本のマイクを使用した、マルチ録音だそうです。(大丈夫か?)


初参加は進藤氏です。SONYの新製品PCM-D50に、PCでの録音と2段構えでした。(途中PCの方はバグッたのか?録音に失敗していた模様、やはりPCは安定性が悪いか?)


大雪の天候だった為、多数の機材を運ぶのは大変の為、シンプルな録音方式が多かった見たいです。(それでもこれだけのマイクが並んでいますが!)


真中のマイクが何時ものDCマイクです、左側のオーディオテクニカのマイクはオープンリールデッキ用にセットしました。


ボーカル用に使用していたノイマンU87aiと言う高価なマイクです。ミキサーを使ってのマルチ録音の人はこのマイクから分配して使用しています。


マーク・テイラーさんのドラムです、写真見て解る通り、マークさん左利きなんですね!











ライヴスタートです。
ピアノは躍動感溢れるタッチに素晴らしいテクニックの納谷さんです。


作曲もこなす、録音クラブお馴染みの俵山さんです。


ヘッドホンでモニターしている時、ずっと鳥肌立つぐらい良かったボーカルの金森さん、
奥はブラシワーク全快だったドラムのマークさんです。


超テクニシャンのテナーサックは岡サンです。(ホント凄い)









今年最初のレコーディングは初のボーカルを加えたクインテットでした。

当初、「ワンポイント録音ではボーカルは無理ではないか?」と言う議論に沸きましたが、
流石は金田式DCマイク!強烈なダイナミックレンジのおかげで、ボーカルの声も確り捉える事が出来、
他のバックの楽器と上手く調和され、従来のマルチマイク録音では味わえない、良い雰囲気のボーカルが収録出来たと思います。

また、前回の録音会でコルグのMR-1と金田式のDCマイクの組み合わせではピークで歪んでしまいましたが、今回の音圧では歪まず、十分綺麗な録音が出来る事が確認出来ました。

また、実験的にテクニクスのオープンデッキは内蔵のマイクプリを使用して、あえてモノラル録音にチャレンジして見ました。100%アナログサウンドとモノラル音源の相性が良く、良い音です。今後更にアナログサウンドも追究して行きたいと思ってます。

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